大根の甘酢漬け

前回、新生姜の甘酢漬けの

余りの美味しさに絶句した僕。

 

それで水を得た魚のように

今回は生姜を大根に置き換え

それで甘酢漬けを作ってみた。

 

梅酢とかで漬ければ、

さくら大根となり

目でも楽しませてくれたのかも

しれないが。。

 

まあ、僕は年齢的にはおっさんで

女子じゃないから、

色なんか付いてなくてもいいか!笑

でも、梅の香りや味は捨て難いなー。

いつか手に入れてやってみようと思う。

 

今回は、厚切りの大根ということもあり

2日ほど冷蔵庫で漬けておいた。

 

目論み通り、しっかり、

甘酢は中にまで浸透し

美味しくなってた。

 

大根の甘酢漬けを食べたいと思ったのは

子供の頃に駄菓子屋さんで買った

10円か20円のさくら大根を

思い出したからだ。

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20代の頃にも、神奈川県の

真鶴岬近辺を旅行中に、

駄菓子が無性に食べたくなり、

旅の恥は掻き捨てとばかりに、

店に飛び込んで、

大人買いしたことがあった。

 

車から降りてきた僕を見たおばあちゃんは、明らかに驚いている様子だった。

 

それもその筈。

僕は、当時、流行ってたデザイナーズブランドで

ガッチガチに身を固めていたから。笑

 

そんな男が突然、難しい顔して?

店に入ってきたのだから驚くだろう。。

 

そんな客は滅多にというか

一人も来ないだろうし。

 

僕は、会話するのもだが、

長居するのも恥ずかしかったので、

一番食べたかった甘酸っぱい10円ヨーグルトを

発見すると十数個手に取り、

後は適当に目に付いたものを

座っているおばあちゃんの前に

恐ろしいスピードで、次から次へと

差し出していった。

 

時間にして、それは恐らく1分程だったに違いない。

 

山程に買ったので、

値段も検討が付かなかったが

会計したら2千円にも満たなかった。

 

大きな紙袋を胸に抱えつつ、

車に戻ったが、、。。

 

『安いな!』『安過ぎる!』と

改めて駄菓子の価格に驚いた。

これは決して儲かるような仕事じゃないんだなとも思った。

 

そう思った瞬間、とても恥ずかしい行為を

したような気がして複雑な気分になった。

 

それでもホテルに戻ると、

すぐにお目当ての10円ヨーグルトを手にして

食べたが。。

あの懐かしい小さな木のヘラで。

 

『これ本当に美味かったもんな!』と

『1個千円しても今の俺なら買うわ!』とか

考えながら、懐かしさで胸を一杯にしながら

口に運んだのだが。。。

 

しかし、、驚いた。

余りの不味さに、、。

 

『こんな不味かったっけ?』と。。

それは、それは、もう本当に

もう心の底から絶望するぐらいの

不味さだった。

 

これのどこが美味かったんだろうと。。

こんなの食いもんじゃない。

薬品の塊じゃないか!

 

心からそう思った。

 

子供の舌もそうだけれど、

人間の記憶って当てにならないなと思った。

 

あんなに美味しいものは大人の世界にも

滅多にない物だと思っていたのに。。

 

結局、他にも美味しい物なんか何一つなくて

懐かしさも一気に遠のき、

なんかとても悲しい気分になった。。

 

あのさくら大根も、店に存在したのか

どうかは分からなかったが。

(もしかしたら見落としただけかもしれないが)

店には無かった。

 

あれも、間違いなく美味かったという記憶が

僕にはあるが、これも当てにならないから

『あれは美味しかった!』で過去の事として済ませ、

生涯口にしないようにしようと思う。

色的にも、なんかやばそうだし。。笑

 

執着はいけないね。。

 

あれは良かった。

これも良かったわ!は

自分が年を取った証拠。

 

そんなこと言っても

何も始まらないし。

 

今を生きて、

今に感動しようと思う。

なんか、さくら大根を思い出したばっかりに

すっかり長話になっちゃっいました。笑

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後日談♪

『赤のパプリカで甘酢漬けも作ってみた(笑)』

  ↑ 何でも漬ければ良いと思ってる男!

  

( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

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でも、結構、マジで美味かった。笑